みなさんが普段お世話になっているGoogleの検索エンジン。きちんと使いこなせていますか?
現代社会において、調べる能力はとても大切です。
今回はGoogleで検索するときに便利な手法を紹介します。
期間の指定付き検索
なにかを調べるときに最新の情報が調べたいのに、表示されたのは、数年前のページ…
逆に、昔のページを検索したいのに表示されるのは新しいページばかり…
そんなときに使えるのが、”before”, “after“です。
使い方は簡単で検索ワードに一文字あけて、”after:2022″のように付け加えるだけです。
例えば、2022年以降の冬季オリンピックのページを調べたいとき、以下のように入力します。
冬季オリンピック after:2022
逆に、2000年より前の冬季オリンピックのページを検索したいときは、
冬季オリンピック before:2000
更に期間の指定もできます。やり方は、同じようにbefore, afterを使うか、2000..2021 のように間にピリオドを2つ入れるだけです。
例えば、1997年から1998年の冬季オリンピックのページを調べたいとき。
冬季オリンピック after:1997 before:1998
もしくは、
冬季オリンピック 1997..1998
更に詳しく月や日にちを指定することもできます。
2022年の9月以降のページを調べたいとき。
冬季オリンピック after:2022-09
同じように詳しい指定での期間の検索もできます。
2022年3月1日から2022年3月4までのページを調べたいとき
冬季オリンピック after:2022-03-01 before:2022-03-04
年だけでなく、月や日付の期間を指定するときはbefore, afterを使うほうが良いです。
画像サイズ指定検索
ブログで使用する画像を検索するときに、いい画像を見つけてもサイズが大きすぎる、小さすぎるというときありますよね。そんなときは、画像検索時に”imagesize“を使いましょう。
犬の600ピクセルx400ピクセルの画像を検索したいとき。
犬 imagesize:600x400
大きさはピクセルサイズなのに注意してください。数字の間に入っているのは、小文字のエックス(x)です。
通常の検索画面から画像検索オプションをクリックすると一覧表示されます。
ソーシャルメディア検索
特定のソーシャルメディアの情報を検索したいときに便利な方法です。
ソーシャルメディアで検索する単語の前に @(ソーシャルメディア名) を付けるだけです。
twitterでオリンピックの検索結果を見たいとき
@twitter オリンピック
完全一致検索
エンジニアは、プログラムを実行したときのエラーコードを貼り付けて検索します。完全に入力と一致する文字列を含むページを調べたい場合は、” ” ダブルクオーテーションで文字列を囲みましょう。
例えば、NameError: name ‘data’ is not definedというエラーが出たので検索したいとき。
"NameError: name 'data' is not define"
除外ワード付き検索
検索をするときに特定のワードを含まない検索結果を見たいときもあります。
そんなときは、除外したい単語に”-”(ハイフン)をつけましょう。
例えば、大谷と調べると野球の大谷翔平選手の情報がたくさん表示されます。
野球の大谷選手以外の”大谷”を調べたいとき、”野球”を除外ワードに入れます。
大谷 -野球
ファイル形式指定検索
特定のファイル形式の検索をしたいときは拡張子をfiletype:のあとに付けます。
犬に関するPDFファイルを検索したいとき。
犬 filetype:pdf
関連ページ検索
特定のページと関連のあるページを調べたいとき、related:のあとに検索URLを入れて検索します。
youtubeと関連のあるページを調べるとき。
related:youtube.com
OR検索
皆さんは検索するときに単語と単語の間にスペースを入れて検索していますよね。これは、AND検索と言って、どちらの単語も含むページを表示します。
一方OR検索は、どちらかの単語を含んでいるページを表示します。
犬か猫のどちらかを含むページを検索したいとき。
犬 OR 猫
ワイルドカード検索
検索したい単語が曖昧で、部分的にしか覚えていないときワイルドカード検索が役立ちます。
わからない部分に、*(アスタリスク)を入れて検索します。
犬の種類であるジャックラッセルテリアを検索したいが、ジャック???テリアとしか覚えていなかったとき。
ジャック*テリア
終わりに
いかがだったでしょうか、以上のテクニックを駆使して、高速に検索できるようになりましょう。
参考文献
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